愛読している漫画「ヒストリエ」(岩明均)の第7巻が出ていて購入。読んでみると、作中に「マケドニア将棋」というものがでてきます。作者がルールを考えた新しいゲームということで、面白いなと思っていると、なんとこの第7巻には「限定版」があって、それには「実際に遊べるマケドニア将棋」がついているのだとか。コミック本がだぶってしまうなあ〜と思いながら、遊んでみたくて「限定版」を買いました。(大きな書店をめぐっても、もう売場にはなく、しかたなくネット通販で購入)
で、さっそくルールを読んで、家人と遊んでみました。
日本の将棋と西洋のチェスを混ぜ合わせたような感じですね。駒をとって「打つ」ことができるし、「騎兵」の駒はナイトのような動きをするなどなど…。
ちょっと面白いのは「弓矢兵」という駒。駒は「弓兵」と「矢」に分離でき、弓兵は動かなくても、矢だけがクイーンのように八方に飛んでいきます。でも、矢を回収するのにもう一手かかるというもの。
遊んでみると……やはりまだプレーヤーがルールに慣れていなくて、お互いに「こう打ったら、こうなるよね」とか「この場合は、こうするのがいいかな」とか、確認し合いながらの対戦に(^^)。ルールブックを読んだだけでは分からないこともありました。例えば…
●打った後の「矢」は、敵の弓矢兵でも回収できるのか?
●弓矢兵は矢を2本持てるけど、矢2本の弓矢兵を打てるのか?
このあたりで対戦相手と、もめました(笑)
でも、新しいゲームとして楽しめますよ。限定版ですから、興味のある方はお早めに。漫画「ヒストリエ」も(なかなか新刊が出ませんが)面白いので、おすすめです。