本屋で、安野光雅の「新刊」を見つけ購入しました。
「空想工房の絵本」
これは、雑誌「数理科学」の表紙のために描いた絵をまとめたものだそうです。1969年制作という古い表紙絵から始まり、年代順に1980年までの作品がおさめられています。
なかには、のちに違う画集に収められた有名な絵もありますが、ちょっと見たことないなという絵が多く、安野光雅ファンにはとても嬉しい絵本です。また、それぞれの絵の下に、作者自身が短い感想を書いていて、それがすこぶる楽しいのです。
「締め切りのせいで…」とか「苦しまぎれの結果」などというグチがあったり、「なぜかいたかさっぱりわからない」という絵があったり…。ちなみに「わからない」という絵の秘密は、安野光雅美術館のスタッフが発見しています(^^)
中身の雰囲気を味わってもらいたいので、私自身が面白いと思ったページを小さい画像で載せてみます。が、絵の説明はいたしません。それぞれの「面白さ」は絵本を購入して確認して下さいね。ま、興味のある方への「予告編」がわりということであります。
ほら、ちょっと買ってみたくなったでしょ(^^)