先日、奈良まで出向くことがあり、そのついでに「奈良町からくりおもちゃ館」に行って来ました。
昔ながらの町家を改装した空間で、伝統的なおもちゃを触って遊ぶことができる施設です。
これは「さや絵」。いわゆるアナモルフォーシスですね。
「清少納言知恵の板」や知恵の輪もありました。日曜だったので、子どもたちでいっぱい。皆おもいおもいに遊んでます。
簡単なからくり細工の玩具もいろいろありました。あまり見たことのないカラクリに、砂が落ちるのを動力にしたものがあって感心しました。どれも江戸時代の古文書を参考にして製作したものだそうです。
おもちゃ館を後にして奈良の通りを歩いていると、昔ながらの雰囲気をただよわせた古書店や古道具店を発見。そこで見つけたのが上の写真の2点です。本は安野光雅の「ふしぎなえ」。だまし絵本の古典ですね(一冊持っているのですが安かったので購入)。それと「からくり箱」。ふたと底は普通の絵柄ですが側面が寄木細工になっていました。箱根産の古いものなのでしょうね。まさか奈良でこのようなものに出会えるとは! 嬉しい収穫のあった一日でした。